いちばんふるい

死にたいと思った記憶。多分小学校入学かそれよりも前、父親が半分無理矢理な形で地元のボーイスカウトに自分を入団させたんだけど。野外の活動は全然好きじゃないんだけど細かい作業とかもあって好きでも嫌いでもなくやってた。ちょっとしたら日本ジャンボラリー大会が富士かどっかであってそれに参加した(でも今調べたらジャンボラリーへの参加資格はボーイ隊かベンチャー隊で当時自分はビーバー隊かカブ隊だよだから違う大会)。でそこにいくのにフリーマーケットで買ってもらったフワフワした財布にお小遣いを入れて持って行った。大会では各支部の隊が出店とかやっててご飯買ったりとかくじ引きとかできた。そんでその終盤で財布を落とした。終盤だったんで特に買うものとかもなくて財布には数百円しか入ってなかったと思う。たしか五十円玉と十円玉だけ。帰って、財布どうした?って言われて落としたっぽいと言ったら死ぬほど怒られた。そんで子供ながらもう死にたいと思った。なんでそんなに怒るの?

これを書いてて思い出したけど、これと同時期かもっと古い記憶として忘れてたのを思い出した。ハッピーセットのおまけのイルカのぬいぐるみを気に入っていつも持ってた。兄弟が大学病院に行くとかでおれも連れて行かれることになったんだけど、家を出るときにポッケにあったイルカのぬいぐるみが駅までの道でなくなってることに気づいた。診察キャンセルして道とかを探しまくったけど見つからずに1日終わった。次の日に夕飯を待ってるときに喪失感から全てどうでもよくなってテーブルに置いてあった鍋の肉のパックの発泡スチロールを食べた。したら母親が救急車呼んでめっちゃ怒られてもっと死にたくなった。4歳くらいだったかな。

特にオチもない話。死にたいと思った出来事の中で一番古い記憶の話。